BAYGLE ユーザーマニュアル

Ver. 1.1.0

2025年08月07日 更新

株式会社クリアタクト

はじめに

BAYGLE をご購入いただきありがとうございます。
本書では、BAYGLE の操作方法および基本的なチュートリアルについて説明します。
ご不明な点やお問い合わせは、support@baygle.net までご連絡ください。

本書のチュートリアルで使用するサンプルデータは、dataフォルダに含まれています。

推奨動作環境

BAYGLEの推奨動作環境は以下のとおりです。
記載のない環境でのご利用をご希望の場合は、お問い合わせください。

項目 推奨環境
OS Windows 10
Windows 11
Ubuntu
AlmaLinux
ブラウザ Google Chrome(最新版)
Microsoft Edge(最新版)
Firefox(最新版)
CPU(プロセッサー) ご利用されるデータ量によって異なります
メモリ(RAM) ご利用されるデータ量によって異なります

前提ソフトウェア

ソフトウェア名 推奨バージョン
Java Java 17以上
Node.js Node.js 20以上

ご購入からご利用までの流れ

  1. ご購入をご希望の際には、support@baygle.net までご連絡ください。
  2. 担当者より、契約内容・お支払い方法・請求書等について折り返しご連絡いたします。
  3. 契約締結後、弊社より BAYGLE をお送りいたします。
  4. ライセンス認証 を行ってください。
  5. 認証完了後、BAYGLE のご利用を開始いただけます。

インストール手順

BAYGLE本体のインストールおよび実行方法については、購入時に別途ご案内いたします。

ライセンス

BAYGLE をご利用いただくには、ライセンス認証が必要となります。

ライセンスの発行方法

BAYGLE を起動し、初回のログインを行うと、ライセンス画面が表示されます。
画面で表示されるシリアルキーをコピーまたは保存し、
support@baygle.net までメールでお送りください。

シリアルキー確認後、弊社よりライセンスキーを発行し、メールでご連絡いたします。
※ ライセンスの有効期限(開始日および終了日)は、シリアルキー発行時点で確定されます。

ライセンスキーの発行には、3営業日程度かかる場合がございます。
お急ぎの場合は、メール送付時にその旨をご記載ください。

ライセンスの登録方法

ライセンスキーが届きましたら、BAYGLE のライセンスキー入力欄にご入力のうえ、ライセンス認証を行ってください。

ライセンス期限の延長

サブスクリプションを再契約いただいた際には、新しいライセンスキーを発行いたします。 ライセンス期限の延長をご希望の際には、お手数ですがお問い合わせください。

チュートリアル①

このチュートリアルでは、サンプルデータを用いて、モデルの作成から推論までの基本操作を解説します。
使用するサンプルデータは、「chest_clinic.csv」です。

プロジェクトの作成

ログインすると、プロジェクト一覧画面が表示されます。
画面右上の「プロジェクト追加」ボタンをクリックし、本チュートリアル用のプロジェクトを作成してください。
ここでは、プロジェクト名を「チュートリアル1」として進めます。
作成後、プロジェクト一覧画面のプロジェクト名「チュートリアル1」をクリックし、プロジェクト画面を開いてください 。

※ プロジェクトメモは任意のため、入力は不要です。
※ 公開および非公開の設定については、管理画面 で解説しています。本チュートリアルでは「非公開」に設定してください。

チュートリアル1-プロジェクト新規作成画面

データのアップロード

プロジェクト画面で、推論を行うデータをアップロードします。
画面の左側にある「データアップロード」ボタンをクリックしてください。
「ファイル選択」ボタンをクリックしてサンプルデータとしてお渡ししている「chest_clinic.csv」を選択してください。
ファイル選択後、数行のプレビューが表示されますので、正常に表示されていることを確認して、「保存」ボタンをクリックしてください。
※ 文字コードは、「Shift-JIS」に設定してください。メモは任意のため入力不要です。

チュートリアル1-データアップロード画面

モデルの作成

先程アップロードしたデータ(chest_clinic.csv)の「モデル作成」ボタンをクリックしてください。
※ 各設定の説明については、BAYGLE内のヘルプアイコンまたは、本書各画面の操作説明モデルの新規作成画面に記載しています。

モデル名、データ、モデルメモは、本チュートリアルでは初期設定のままで問題ありません。

モデル作成設定は以下の様に設定してください。

項目 設定値
アルゴリズム Greedy Search
評価基準 BIC
パラメータ推定方法 ML(最尤推定)

次に、親子関係を設定します。

ベイジアンネットワークの矢印は、基本的には因果の向きに合わせます。
データから因果の向きを決めることは難しい問題ですので、明らかな場合や仮説がある場合には、
その親子関係(親が原因、子が結果)を設定することで、意図したモデルを作成することができます。

本チュートリアルでは、親子設定を以下の表のように設定してください。
親子関係の表示方法には、リスト形式とテーブル形式がありますので、お好きなほうを使用して設定してください。
また、設定方法については子に対して親を選択する方法(子基準)と、親に対して子を選択する方法(親基準)があります。
ここでは、子基準を使用して設定ノードに親候補のノードを追加します。

設定ノード名 (子ノード) 親候補ノード名
アジア訪問経験 (親候補なし)
喫煙者? (親候補なし)
結核? アジア訪問経験、喫煙者?
肺がん? アジア訪問経験、喫煙者?
結核or肺がん? 結核?、肺がん?
気管支炎? アジア訪問経験、喫煙者?
レントゲン検査 結核?、肺がん?、結核or肺がん?、気管支炎?
呼吸困難? 結核?、肺がん?、結核or肺がん?、気管支炎?
チュートリアル1-親子関係-テーブル形式
チュートリアル1-親子関係-リスト形式

親子関係の設定まで終了しましたら、右下の「作成」ボタンをクリックしてモデルによる推論へ進んでください。

モデルによる推論

モデルの作成が終わるとプロジェクト画面にモデルが表示されます。
作成したモデルの「閲覧/推論」ボタンをクリックすると閲覧/推論画面が表示されます。

レイアウトの調整

閲覧/推論画面で、上部メニューの「自動レイアウト」から「階層的レイアウト(優先度法)」を選択してください。
レイアウトを選択することで、ノードが自動配置されます。
レイアウトの種類については、各画面操作説明閲覧/推論画面をご参照ください。

レイアウト選択後に、レイアウト保存ボタンをクリックすると現在のレイアウト情報が保存され、
再度閲覧/推論画面を開いた際に保存されたレイアウトで表示されます。

推論の実行

次に、作成したモデルを使用して、推論を実行する方法について説明します。

作成したモデルを使用して、病気の確率を推論してみましょう。
例えば、「喫煙者」が「はい」、「レントゲン検査」が「陽」であることを既知の情報として設定する場合には、
表上の「喫煙者」の「はい」と、「レントゲン検査」の「陽」をクリックしてください。

このように確定している情報を入力すると、その他のノードの推論結果が変化します。

現在確定している状態のことを「エビデンス」といいます。
エビデンスを設定することで、他のノードの確率分布が変化し、様々な状態の組み合わせを推論することができます。

チュートリアル1-モデル

チュートリアル②

このチュートリアルでは、離散化が必要なデータからモデルを作成する方法について解説します。
使用するサンプルデータは、「german.csv」です。

プロジェクトの作成

チュートリアル①と同じ手順でプロジェクトを作成してください。
ここでは、プロジェクト名を「チュートリアル2」として進めます。

データのアップロード

プロジェクト画面で、推論を行うデータをアップロードします。
画面の左側にある「データアップロード」ボタンをクリックしてください。
「ファイル選択」ボタンをクリックしてサンプルデータとしてお渡ししている「german.csv」を選択してください。
ファイル選択後、数行のプレビューが表示されますので、正常に表示されていることを確認して、「保存」ボタンをクリックしてください。
※ 文字コードは、「Shift-JIS」に設定してください。メモは任意のため入力不要です。

チュートリアル2-データアップロード画面

離散化の実行

表示されている german.csv の「加工」ボタンをクリックしてください。
離散化画面で、カラム名にエクスクラメーションマーク(!)がついているカラムと、マーク無しのカラムが離散化可能なカラムとなります。

離散化可能なカラムは、数値をその値として持つカラムで、
german.csv では AgeAmountDurationDependsRateAccounts が離散化可能となっており、
その中でも値の数が 5 を超えるものが連続値と判断され離散化が推奨されます。

このチュートリアルでは、一括自動計算を使用してモデルを作成します。
「一括自動計算」ボタンをクリックすると、すべての離散化推奨カラムに離散化の区間名と値が設定されます。

チュートリアル2-離散化

その後、右下の「離散化実行」ボタンをクリックすると離散化が実行され、
プロジェクト画面に離散化済みのデータが追加されます。

チュートリアル2-プロジェクト画面

離散化実行後は、親子関係などの設定を行い「モデルの作成」、その後「モデルの推論」をチュートリアル①と同様に実施してください。

離散化について細かく設定を行うことも可能です。
詳しくは、加工機能説明の離散化 をご参照ください。

以上で、チュートリアル2は終了です。
チュートリアルで触れていない機能については、加工機能説明各画面の操作説明 で解説しています。

加工機能説明

この章では、各加工機能について説明します。

離散化

モデル作成ではデータに連続値が含まれる場合、そのままでは利用することができないため、
数値データを区間で分割し、カテゴリデータに変換して利用します。

例えば、年齢のカラムがある場合「10歳未満」「10代」「20代」などのカテゴリデータに変換します。

離散化の区間の指定は「手動」または「自動計算」で行います。
「手動」で区間を設定する場合には「設定を追加」ボタンをクリックして区間を追加し、区間の閾値と名前を指定します。
閾値をどちらの区間に含めるか(開区間・閉区間)を明示的に指定したい場合は「数値設定」タブをご利用ください。
「最小値」「最大値」にチェックを入れるとその区間に含める設定になります。

「自動計算」では等数分割を初期状態とし k-means 法で閾値を決定しています。
また分割数は 5 に設定されていますが、データが少ない場合などは結果がこれに満たない場合もあります。

データ加工-離散化

カラムの選択

モデル作成時に使用したいカラムを選択することができます。 選択したカラムが、新たに作成するデータに含まれます。

例えば、アンケートデータで id , 回答日時を削除したい場合、 id , 回答日時以外のカラムを選択することで、 id , 回答日時が削除されたデータが作成されます。

データ加工-カラムの選択

ダミー変数化

有効化したカラムに対してダミー変数化処理を行い、データを作成します。

下記の画像では、住居カラムのダミー変数化を有効化し、住居に関する情報をダミー変数化しています。

各入力欄を入力した場合は、「表示更新」をクリックすると下部のプレビューが更新されます。
※ プレビューは一部データが使用されるため、状態名が全て出ない場合があります。

データ加工-ダミー変数化

各画面の操作説明

この章では、各画面におけるボタンや機能について説明します。

ログイン画面

ログイン画面は、BAYGLE を起動した状態で http://localhost:8000 にアクセスすることで開くことができます。

各画面の操作説明-ログイン画面

① ログインID入力欄

② パスワード入力欄

※ ログインID とパスワードは、管理画面から変更可能です。セキュリティの観点から変更することを推奨します。

プロジェクト一覧画面

ログイン後に表示される画面です。 プロジェクトの新規作成や、作成済みのプロジェクトを確認することができます。

各画面の操作説明-プロジェクト一覧画面

プロジェクト新規作成画面

プロジェクト一覧画面で、「プロジェクト追加」ボタンをクリックした際に表示される画面です。
新規プロジェクトを作成することができます。

各画面の操作説明-プロジェクト新規作成画面

プロジェクト画面

プロジェクト一覧画面で、プロジェクト名をクリックすることで表示される画面です。
ここでは、プロジェクトの情報とプロジェクト内のデータ、モデルの一覧が表示されます。

各画面の操作説明-プロジェクト画面

モデルの新規作成画面

プロジェクト画面で「モデル作成」ボタンをクリックすることでモデルの新規作成画面が開きます。

各画面の操作説明-モデルの新規作成画面1
各画面の操作説明-モデルの新規作成画面
各画面の操作説明-モデルの新規作成画面3

データ加工画面

プロジェクト画面の加工したいデータの「加工」ボタンをクリックすることでデータ加工画面が表示されます。
選択したデータを加工して新たなデータとして生成します。

元のデータが不要な場合は、「元データを削除」をチェックして実行してください。

それぞれの加工についての説明は、加工機能説明を参考にしてください。

データ加工画面

閲覧/推論画面

BAYGLE でデータから作成したモデルやアップロード(XMLBIF形式、YAML形式)したベイジアンネットワークモデルを可視化する画面です。
この画面では、ベイジアンネットワークモデルの構造の確認、パラメータの確認及び確率推論を行うことができます。

推論の実行

閲覧/推論画面では、エビデンスを指定して推論を実施し、その結果を確認することができます。
現在わかっている情報を入力して、他のノードの確率を確認したり、他ノードがどう変化するかを
シミュレートすることができます。

エビデンスの指定方法は3種類あります。

  1. モデル欄の各ノードの状態を直接クリックする

    状態をクリックし、パイチャートの中央が黄色になるとエビデンスが設定されている状態です。
    再度クリックすることで、エビデンス状態を解除することができます。

  2. 推論結果欄の各ノードの状態の行をクリックする

    状態の行をクリックすると行が黄色くなり、エビデンスが設定されている状態になります。
    再度クリックすることで、エビデンス状態を解除することができます。

  3. エビデンスセット欄からエビデンスを選択する

    事前に保存していたエビデンス情報を復元します。

上記の3種類の方法のいずれかを用いてエビデンスを設定することにより、推論が自動的に実行され、確率分布(パイチャート)が更新されます。
また、推論結果は、モデル欄ノード情報欄推論結果欄にも自動的に反映されます。

上部のボタン

名称 説明
▷(再生ボタン) モデル構造を動的に動かすことができます
グリッドボタン モデルの背景に表示されているグリッドの表示・非表示が切り替えられます
自動レイアウト モデルの位置を自動配置します
【対応レイアウト】
 力学的レイアウト
 階層的レイアウト(優先度法)
 階層的レイアウト(Brandes And Kopf)
レイアウト保存 現在のモデル配置情報を保存します
次回閲覧/推論画面を開いた時には保存した配置が表示されます
ダウンロード モデルに関連する情報をダウンロードできます
【対応形式】
 モデル画像・・・SVG、PNG
 モデル・・・BIF、YAML
 親子関係・・・子基準、親基準
 推論結果
ウィンドウリセット 表示されているウィンドウを初期状態にリセットします
セットしたエビデンスや、モデル配置は影響を受けません

モデル欄

下記画像は、以下の設定を適用した際のサンプル画像です。

設定名 設定値
状態値表示設定 状態名、推論結果
強調表示設定 強調なし
確率表記 0~1
確率桁数 2
ノード名表示位置 中心
状態名表示位置 ノード横
推論画面-モデル

条件付き確率表欄

各ノードは、その直接の親を条件とする条件付確率を持ちます。
これがベイジアンネットワークのパラメータであり、学習データから計算されます。
下図は、「呼吸困難?」が持つ条件付確率表 P(呼吸困難?|気管支炎?、結核or肺がん?)です。
小さく表示されている整数は、条件付確率表を計算する元となるクロス集計の値です。

推論画面-条件付き確率表

ノード情報欄

ノード情報欄には、モデル欄で設定されているノードに関する情報が表示されます。

事前確率とは、エビデンスが1つも設定されていない状態での確率分布です。
事前分布と推論結果の差がエビデンスの影響となります。
推論結果が青色の場合は事前分布より下がったことを、赤色の場合は事前分布より上がったことを表しています。

また、ノード情報欄で状態名を選択することで、モデルにエビデンスを設定(状態を選択)することができます。

推論画面-ノード情報

推論結果欄

推論結果欄では、推論結果が一覧で表示され、併せて事前確率との差・比が計算されていますので、
エビデンスによる影響を比較するのに便利です。
また、事前確率をエビデンスセット欄の任意の推論結果と入れ替えることができます。
「エビデンスを与えたノードを隠す」を選択すると、エビデンスを与えていないノードのみを表示することができます。

推論結果は、画面上部のダウンロードボタンからダウンロードすることができます。

推論画面-推論結果

エビデンスセット欄

現在のエビデンスを保存することができます。
推論の実行で解説した方法を用いてセットしたエビデンスを任意の名前で保存することができます。

また、保存されたエビデンスセットを選択することで、選択したエビデンスでの推論結果を復元することができます。
エビデンスなしをクリックすることで、現在のエビデンスをすべてクリアします。

また、ここで保存したエビデンスセットを推論結果欄の「事前確率」に替えて利用することができます。

推論画面-エビデンスセット

レイアウトセット

現在のノードのレイアウトを任意の名前で保存することができます。

また、保存されたレイアウトセットを選択することで、同じプロジェクトの別のモデルでも同じレイアウトを再現することができます。
※同名ノードのみレイアウトが適用されます。同名ノード以外はレイアウトが適用されません。

表示設定欄

主にモデル欄での様々な情報の表示設定を変更することができます。

項目 説明
状態値表示設定 モデル欄でノードに付随する情報の表示・非表示を設定することができます。
「状態名」「インデックス」「推論結果」から複数選択できます
強調表示設定 モデル欄で色付き表示される条件を選択します
「強調なし」「エビデンスとその親子ノード」「選択ノードとその親子ノード」が選択できます
確率表記 モデル欄ノード情報欄推論結果欄で表示されている確率値の「0~1(小数表示)」と「パーセント表記」を切り替えます
確率桁数 確率表記設定の元で、小数部の桁数を指定します
円グラフ ノードの周りの円グラフの表示・非表示設定です
ノード名表示位置 モデル欄に表示されるノード名の表示位置を変更できます
「中心」「ノードの下」が選択できます
状態名表示位置 モデル欄に表示されるノードの状態名の表示位置を変更できます
「リング上」「ノード横」が選択できます
リンク色 「親リンクを同じ色にする」「子リンクを同じ色にする」「強調ノードの親子のみ」が選択できます
クロス集計 条件付き確率表欄でのクロス集計の表示方法が選択できます。
「条件付き確率表内に小さく表示」「条件付き確率表内に区切って表示」「条件付き確率表の下に続けて表示」が選択できます
独立ノード 親子関係(リンク)が無いノードに対して「表示」「非表示」が選択できます
独立ノードの表示が不要な場合や、独立ノードが多く他のノードが見づらい場合等にご利用ください

デザイン設定欄

デザインに関する設定を行うことができます。

項目 説明
円グラフ色 円グラフに使用する色の設定ができます
サンプルをご用意していますが、ご自身でお好きなカラーパレットを設定することができます

管理画面

管理画面は、管理者ユーザーのみ画面の右上に表示されている歯車マークから開くことができます。
ここでは、ライセンスに関する設定と、ユーザー追加や削除、権限管理などができます。

ユーザー管理

ここでは、ユーザーの追加、ユーザー情報編集ができます。

新たにユーザーを追加する場合には、左上の「ユーザー追加」ボタンから行ってください。
※ ライセンスによって追加できるユーザー数に制限があります。ライセンス管理からユーザー数上限が確認できます。

ユーザー情報編集は、各ユーザーの「編集」ボタンから行ってください。
ログインID、パスワード、管理者設定、ログイン制限などの設定ができます。

各画面の操作説明-ユーザー管理画面

ライセンス管理

現在のライセンス情報を確認することができます。
期間の延長や、新たなライセンスを利用する場合には、こちらの画面で再度ライセンス認証していただく必要があります。

各画面の操作説明-ライセンス管理画面

Q&A

推奨動作環境が用意できないのですが、BAYGLEを使用することはできますか?

推奨環境以外の環境でも、BAYGLEをご利用になれる場合があります。
推奨動作環境に記載されている環境を参考にし、ご利用になりたい環境情報を添えてお問い合わせください。

BAYGLE を利用中なのですが、期限以降も利用できますか?

現在ご利用中のBAYGLEのライセンスが切れる前に、新たにライセンスを契約することができます。
お問い合わせください。

ログインID・パスワードを忘れました

初期のログインID・パスワードから変更していない場合は、ログインID「root」、パスワード「root」でログインすることができます。
また、変更後の管理者ユーザーのログインID、パスワードを忘れた場合はお問い合わせ下さい。

管理者以外のユーザーのログインID、パスワードを忘れた場合は管理者ユーザーのアカウントで、ログインID、パスワードの変更が可能です。

サーバーを建てて別端末から利用することは可能ですか?

サーバー機でBAGLEを立ち上げて利用することが可能です。
複数人で利用される場合は複数人用のライセンスが必要となりますためご注意ください。

チュートリアルで使用するデータはどこにありますか?

BAYGLE フォルダ内の、dataフォルダに格納されています。

最後に

本書をお読みいただきありがとうございました。

ご不明点等がありましたら、BAYGLE担当( support@baygle.net )までお気軽にご連絡ください。